契約書の年号は和暦?西暦?意外と知らない書き方と変更方法

カテゴリ:契約書

契約書の年号は和暦?西暦?意外と知らない書き方と変更方法

2019年に改元があり、「令和」の時代を迎えました。改元は滅多にないことなので、契約書の年号の書き方に悩む人は多いものです。しかし国は「改元によって国民の負担を増やさない」ことを意識しており、実は平成表記でも問題ないのです。

この記事では、暦の違いや元号の書き方、西暦と和暦の変換方法についてご紹介します。

 

契約書の元号は「令和」に変える必要はない

皇位継承に伴い、2019年に元号が令和と改元されました。契約締結業務が多い方にとって気になることの一つが、「改元によって契約書の元号も変更しなくてはいけないのか?」という事でしょう。

結論から言うと、契約書の年号は改元に合わせて変えなくても構いません。2019年5月に締結した契約書の年号は「平成31年」でも許容であり、もし2020年の契約書に「平成32年」と記載してしまっても、修正は必要ありません。

 

契約書で悩みがちな元号の書き方

契約書を作成する時、「西暦と和暦、どちらで書くべきか?」と悩む人は多いものです。契約書作成を行う際に知っておきたい、年号の書き方について見ていきましょう。

 

西暦と和暦、実はどちらでもよい

20××年という「西暦」も、令和○年という「和暦」も、同じ意味です。そのため契約書に記載する方法は、どちらでも大きな問題はありません。当然の事ながら、「和暦のほうが効力が強い」などという事もありません。

しかし、国の資料などでは「令和○年」と和暦で記載されているケースが多く見受けられます。契約書で和暦の記載にこだわっている人や企業は、国の文書に倣っているのかもしれません。

 

そもそもなぜ暦が2種類あるのか

日本では契約書を始め、日付を記載する時は和暦と西暦が混在しています。まず和暦というものは、645年に生まれた「大化」がはじまりです。大化の改新が行われた時に、唐の影響を受け制定されたとのこと。以降、最近では昭和・平成・令和と続いています。

一方で西暦は16世紀に海外から入り、明治維新と共に国内に浸透していきました。明治維新が起こった1872年以降、日本は海外と交流する機会も増えてきたため、西暦が定着したといわれています。つまり文字通り、和暦は国内で生まれたものであり、西暦は海外で生まれたものなのです。

 

わかりやすい契約書を作成するには「統一」を意識する

前述した通り、契約書の書き方は和暦・西暦どちらでも問題ありません。しかし契約書で記載するうえで、元号の統一は意識しておいた方がよいでしょう。

書き方の統一は、元号に限ったことではありません。契約書を作成する時は、元号や用語、形式は統一することを心がける必要があります。

契約書はトラブルがなければ単なる覚書のようなものですが、いざトラブルが起きると裁判所や弁護士といった第三者が詳細に目を通すものです。だからこそ、誰が見てもわかりやすい契約書として保存するためにも、表記を統一していくことがおすすめです。

西暦・和暦どちらで記載するか最初に決めておき、契約書内では統一して書くようにしましょう。

 

契約書の元号を修正する方法について

契約書の西暦・和暦を修正する義務はありませんが、契約相手からの希望があれば変更することも可能です。万が一に備え、契約書における元号の修正方法について見ていきましょう。

 

元号の修正方法は2つある

国は新元号への円滑な移行に向けた関係省庁連絡会議において、書類を修正する際は以下の2つの方法を例として挙げています。

 

1)訂正印や手書きで、契約書内に直接修正する

2)契約書内の年表示が「平成」のままでも、それが有効であることを注意書きしたり、その旨を記した文書を交付したりする

 

企業の契約書をもし修正する場合も、上記に倣って問題ないでしょう。契約書での書き間違いと同じように、年号を修正する時も訂正印を使うこともできますし、直接書き込んでも構いません。

しかし契約書への直書きに抵抗がある場合は、2)のように平成表記で問題ないことを文書化して交付してもよいとされています。もし文書を添付する場合は、元となる契約書と一緒に保管しておきましょう。

 

参照:https://www.cao.go.jp/others/soumu/gengou/pdf/toriatsukai.pdf

 

西暦と和暦の変換方法

契約書に年号を書くとき迷いがちなのが、西暦を和暦に直す、もしくはその逆を行う時です。特に改元があった後は混乱しやすく、インターネットで検索する方も多いのではないでしょうか。

西暦を和暦に直す、もしくはその逆を行う時には計算方法があります。今後のために、ぜひ覚えておきましょう。

 

■西暦から和暦への変換

20××年から令和○年へと変換する時は、西暦の下二桁から「18」を引くことで和暦へと変換できます。

2020年なら20-18=2なので、「令和2年」です。2025年なら25-18=7なので「令和7年」となります。「18」という数字は、「018(レイワ=令和)」と関連付けて覚えておく方法がおすすめです。

 

■和暦から西暦への変換

令和○年から20××年へと変換する場合は、「18を足す」ことで変換できます。

令和元年(1年)なら1+18=19なので、2019年です。令和3年なら3+18=21なので、2021年となります。

契約書で年号を書くときに混乱したら、ぜひ上記の計算方法を思い出してみてください。

 

電子契約書なら年号の悩みゼロ

wordでイチから作成する契約書は、年号の表記も自分で考える必要があり、「どう書けばいいかわからない」と悩みがちです。しかし電子契約書なら年号はフォーマットとして準備してあるケースがほとんどなので、迷う必要がありません。

「契約書をイチから作成するのは大変だ」「年号など細かい部分はフォーマット化したい」とお悩みなら、電子契約書の導入をご検討ください。

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