契約書における瑕疵担保責任とは?トラブルを予防する方法も紹介

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契約書における瑕疵担保責任とは?トラブルを予防する方法も紹介

契約書を交わした後に、契約内容が履行されないなどのトラブルが発生してしまう場合もあります。スムーズに事業を運営していくためには、トラブルを予防しながら契約手続きを進めていくことが大切です。

そこで本記事では、瑕疵担保責任がどのようなものであるかということや、瑕疵が発覚した時の対応方法、瑕疵によるトラブルを防ぐための方法について説明します。

 

そもそも瑕疵担保責任とは

瑕疵担保責任は主に不動産契約において使われることの多い用語です。契約時には双方が気づかなかった欠陥や不具合が見つかった場合、売った側が責任を取ることを定めています。

瑕疵担保責任という条項が設けられていることによって、買主は隠れた不具合が表面化した際、売った側に対応してもらえるようになるのです。

 

瑕疵が発覚した時の買主の対応方法

実際に瑕疵が発覚した時に、買主ができる対応はいくつかあります。適切な対応方法を取ることで、トラブルが発覚した時に負うデメリットを補填できるようになるのです。

ここからは、瑕疵が発覚した時の対応方法について、詳しく説明します。

 

補修や代替物の引渡し・代金の減額を求める

納品された商品や物件に不具合などの問題点が発覚した場合は、売手に対して補修や代替物の引渡し、代金の減額を求めることができます。瑕疵を補修してもらえば、買手は受け取った商品や物件などをそのまま使用できますし、代金が減額されれば、購入代金を抑えることができるでしょう。

 

契約解除や損害賠償請求をする

契約後に瑕疵が発覚した場合、買手は売手に対して契約解除や損害賠償を求めることができます。契約解除をすれば買手は支払った代金を返還要求できますし、さらに瑕疵によって損害が発生した場合は、買手に対して損害賠償を請求できるため、損失を補填することにつながります。

ただし、契約解除ができるのは、売手が補修や代替物の引渡しなどによる追完をしない場合に限定されるため、注意が必要です。

 

瑕疵によるトラブルを予防する方法

瑕疵が発生するとスムーズな取引が阻害されてしまい、日常生活やビジネスに支障をきたしてしまいます。事前に瑕疵によるトラブルを予防することで、円滑な取引を実現できるのです。ここからは瑕疵によるトラブルを予防する方法について詳しく説明します。

 

契約内容を見直しておくことが大切

瑕疵によるトラブルを予防するためには、まず契約内容を見直しておくことが大切です。

契約内容にも業種や契約者によって大きな違いが出てくるため、あなたに合った契約内容になっているかを確認しておきましょう。ここからは、契約内容を見直す上でのポイントについて説明します。

 

取り扱う商品の品質などについて見直す

売手と買手によって、納品物に対する認識が違ってしまうと、本当に瑕疵が存在するのかがはっきりしなくなってしまいます。瑕疵によるトラブルを予防するためには、どのような商品をどの程度の品質で納品するかをなるべく具体的に定めておくことが大切です。

 

代金減額請求権について見直す

瑕疵が発覚した場合、買手は代金の減額を要求する前に、修繕や補修、代替物の納品などによって契約を追完してもらわなければなりません。しかし、追完に過度の期間がかかってしまうと、いつになっても納品物を手に入れられないという事態になってしまいます。

このような事態を予防するために、買手はあらかじめ代金減額請求権を定めておき、瑕疵が発覚したらすぐに代金を減額してもらえるような体制を整えておくことが大切です。

 

隠れた瑕疵という言葉は使われなくなる

従来の民法では、買手が契約時に気づかなかった瑕疵について、瑕疵を発見してから1年以内に瑕疵担保責任を主張できる「隠れた瑕疵」がありました。

しかし、2020年4月から施行される民法改正によって、瑕疵という言葉自体が使われなくなり、「契約の内容に適合しないもの」という文言に変更されます。それによって、契約時に買手は欠陥があることを知っていたのか、知りえたのかということまで具体的に定める必要性が出てくるようになるのです。

 

損害賠償などを請求できる時効を知っておく

損害賠償請求ができる時効は、買手が不具合を知ってから1年以内とされており、会社間の取引では契約成立時から6ヶ月以内に不具合を通知しなければならないとされています。

ただし、これは時効について定めがない場合に適用される期間なので、契約によって自由に変更できることを知っておきましょう。

 

瑕疵担保条項を定めるなら電子契約書がおすすめ

本記事では、瑕疵とはどのようなものなのか、瑕疵が発覚した場合の対応方法、瑕疵によるトラブルを予防するための方法について説明しました。

民法の改正によって、瑕疵についての認識や文言、売手と買手それぞれが負う責任も変わることを知っておきましょう。電子契約書を利用すれば、法律の改正にもタイムリーに対応した文書を作成できるため、一度検討することをおすすめします。

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