クラウドサービスの選び方!メリットとデメリットを理解し賢く選ぼう

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クラウドサービスの選び方!メリットとデメリットを理解し賢く選ぼう

サーバーのクラウド化について検討する際に、どのようなクラウドサービスを利用するべきか迷ってしまうことはありませんか。

それぞれにどのような特徴があるのかについて知っておくことで、用途に合ったサービスを利用することができます。

そこで今回はクラウドサービスのメリットやデメリット、選び方について解説いたします。

 

クラウドストレージのメリット

 

アクセスのしやすさ

クラウドストレージは、インターネットを介してサーバーにアクセスすることでクラウド機能を利用することができます。インターネットに繋がる環境さえ整っていれば、どこにいてもサーバーにアクセスすることが可能なので、リモートワークなどの状況下においてもクラウドストレージを利用して共同作業を行うことができる、多様な働き方と業務の効率化を実現することが可能になります。

 

容量を拡張できる

クラウドストレージはストレージの容量を拡張することができます。もちろん追加料金は発生しますが、容量の拡張自体は簡単に行うことができるため、容量不足に悩むことはありません。

 

管理しやすい

クラウドストレージサービスは、ソフトウェアの更新などの作業がサーバーを提供している事業者側で行われます。そのため、更新作業で発生するシステムの不具合の対応など、運用・管理に関する手間を省くことが可能になります。また、作業履歴が常に最新の状態でバックアップされているので、共同作業を行う際に最新のデータを間違いなく参照できる点や、ファイルデータをクラウドストレージ上で保存することで、データ破損のリスクを格段に減らすことができる点も大きなメリットといえます。

 

クラウドストレージのデメリット

 

セキュリティ面でのリスク

クラウドストレージは、インターネットを介して外部のサーバーを利用するシステムです。

そのため、企業の重要機密や個人情報が不正アクセスなどにより外部に漏洩してしまう可能性は否定できません。もちろん、サービス会社も強固なセキュリティ対策を講じている場合がほとんどではありますが、心配な場合は預けるデータについて吟味する必要があるかもしれません。

 

障害発生時に使えない

クラウドストレージはクラウドストレージサービスを提供している事業者のサーバーを利用しています。そのためシステムやデータ管理も全て事業者任せになります。管理等の手間が省けるメリットはありますが、その反面システム障害などが起こった場合に自社で対応できないというリスクも存在します。場合によっては大きな損失に繋がるおそれもあるため、注意が必要であるといえます。

 

カスタマイズが難しい

クラウドストレージはその仕様を自社のビジネス形態に最適化させるためのカスタマイズすることが可能です。しかし、自社でクラウドサーバーを保有し管理するオンプレミス型のプライベートクラウドと比較すると、システムやアプリケーションがパッケージ化されており、細かなカスタマイズをすることが難しいといえます。そのため、システム開発にオリジナリティを持たせることには向いていません。

 

クラウドストレージサービスの選び方

 

用途に合わせたデータ容量

クラウドストレージ上でどのようなデータを扱うかによって、必要なデータ容量は変わってきます。サービスの導入後に増えていくデータを含め、扱うデータを十分に保存できる容量が確保できるサービスを選ぶ必要があります。1回あたりのダウンロードやアップロードの最大容量が十分にあるかについても注意が必要です。必要な容量が分からない場合は、容量を途中から増やすことができるサービスを選びましょう。

 

コスト

コストの低さにのみこだわってサービスを選んでしまうと、十分な機能が備わっていない可能性があります。サポート体制や機能、利用可能な容量や追加料金に関してなど、様々な面から長期的な利用を前提に考える必要があります。

 

強固なセキュリティ対策

セキュリティにどのような対策をとっているかもサービスを選ぶ際のポイントです。

強固なセキュリティ対策が備わっていないサービスだと、不正アクセスによる情報漏洩などのリスクが高くなってしまいます。安心して利用するためにも強固なセキュリティ対策をとっているサービスを選びましょう。

 

高い汎用性

スマートフォンやタブレットなどにも対応しているサービスなら、パソコンが手元にない状況下でも簡単な編集作業やファイルの閲覧などの業務を行うことができます。高い汎用性を持つサービスを選ぶことで、業務をより効率化させることができます。

 

まとめ

クラウドストレージシステムを選ぶ際には、メリットとデメリットをしっかりと理解し、選ぶ際のポイントを押さえておく必要があります。うまく活用することで、業務の効率化やコンプライアンスの強化を実現することが可能になります。

 

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