委任契約の雛形を使う際の注意点は?最低限確認すべき5つのポイント

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委任契約の雛形を使う際の注意点は?最低限確認すべき5つのポイント

発注者側と受託側とで取り交わされる委任契約。

委任契約に慣れていないと、どのような契約書を作成すれば良いのか悩む方もいるのではないでしょうか。

また、「雛形を使って委任契約書を作成したいが、その際どんなことに注意するべきなのか」という疑問もあるかもしれません。

この記事では、委任契約の雛形を使う際の注意点についてご紹介します。

不備のない正しい委任契約を作成する参考になると思いますので、ぜひご一読ください。

 

委任契約にも様々な種類がある

委任契約と一口に言っても様々な種類があることをご存じでしょうか。ここではいくつかある委任契約から3つに絞ってご紹介します。

早速見ていきましょう。

 

取締役委任契約書

取締役委任契約書とは、株式会社と取締役が取り交わす契約書です。取締役とは会社の運営などを行う人のことで、労働者とは立場が異なります。

労働基準法が適用されないため、会社側には原則として取締役に残業代を支払う義務はありません。そのため、このルールを逆手にとり、労働者の時と作業内容は変わらないのに取締役に残業代を支払わないという会社も報告されています。

自分の権利を守るためにも、取締役委任契約書の作成は必要なのです。

 

執行役員委任契約書

執行役員委任契約書とは、会社と執行役員になる人が取り交わす契約書のことです。執行役員は経営には関わりませんが、業務上の最高責任者です。

会社の中でも大きな裁量を持っている分、会社に及ぼす影響は大きくなります。不正などのトラブルが生じないようにするため、お互いに執行役員委任契約書を取り交わすことが大切です。

 

弁護士委任契約書

弁護士委任契約書とは、法律に関連する作業を弁護士に依頼する場合に取り交わす契約書です。

弁護士に依頼をする場合、早急に依頼内容を解決してほしいという気持ちが大きいかと思いますが、まずはしっかりと契約書を作成しましょう。

委任契約書を交わすことで、弁護士は代理人としてスムーズに業務にあたることができます。

また、後々のトラブルを防ぐためにも、弁護士委任契約書の作成は重要だといえるでしょう。

 

委任契約の雛形を使う際の注意点

委任契約書を作成する際は、手軽に作成できる雛形を用いる方が多いでしょう。インターネットで「委任契約 雛形」と検索をかけると数多くの雛形が見つかります。

しかし、雛形をそのまま使うと書類に不備が生じるきっかけになり得ることをご存じでしょうか。ここでは、委任契約書作成に雛形を使う際注意したい点を5つご紹介しますので、それぞれ見ていきましょう。

 

委任業務に関する内容が記載してあるか

委任契約書には、委任する業務の内容や範囲を具体的に記載します。委任契約は作業を遂行することに対して責任を負う契約のため、どのくらいの業務量をこなすのか分からないと相手側も日程の調整などができません。

成果についてのお互いの認識をすり合わせるためにも、委任業務に関する内容はしっかり確認しましょう。

 

報酬に関する内容が記載してあるか

どのような成果を、いつまでに納品すれば、どれだけの報酬が支払われるのかを明確に記載する必要があります。

トラブルの原因を作らないため、毎月の支払い時期、月額いくらなのか、また成果報酬制の場合は算出方式まで記載することをおすすめします。

 

契約期間に関する内容が記載してあるか

契約期間についても明確に記載し、お互いの認識に齟齬が生じないようにしましょう。一定の期間で業務を継続依頼したい場合や自動更新で契約したいというケースも少なくありません。

その場合、記載する契約期間に漏れがないよう注意しましょう。

 

再委託に関する内容が記載してあるか

再委託とは受託者が第三者に業務を委託することです。委託側は受託側を信頼して契約を締結しているにもかかわらず、受託側が第三者に再委託してしまうと、情報漏洩の危険性が高まります。

そのため、契約締結時に再委託についての記載内容を確認することは非常に大切です。

 

禁止事項に関する内容が記載してあるか

禁止事項には、秘密保持義務や損害賠償責任に関する内容を必ず記載しましょう。これらの項目は、情報漏洩や損害のリスクを軽減するためのものです。

具体的な記載内容としては、開示情報の目的外の使用を禁止すること、知り得た情報を第三者に開示しないことなどが挙げられます。

罰金や損害賠償に発展する可能性があるため、禁止事項に関する内容はしっかり確認するようにしましょう。

 

委任契約の雛形は注意して使おう

この記事では、委任契約の雛形を使う際の注意点についてご紹介しました。

委任契約にもいくつか種類があり、それぞれ特徴が異なります。委任契約は業務を遂行することに対して責任が発生する契約です。

委託者と受託者の間で理解の齟齬が生じないよう、契約の内容には細心の注意を払う必要があります。

契約書の雛形は書類の作成を手軽にしてくれる便利なツールですが、参考程度にし、細部は自分の契約に応じて修正するようにしましょう。

電子契約書でも、紙の契約書と同様に雛形を利用した文書を作成可能です。コストや工数も削減でき、契約書作成の際に感じる不便さを解決できます。

ぜひ一度、電子契約書の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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